中学入試の算数の問題は、中学校によって難易度がさまざまなので、
例えば「上位校を目指すなら応用力を身につけなければならない」といったことを考えて
応用問題ばかり解くお子さんも多いのでは?
しかし、中学入試の算数の場合、どのレベルの中学を受験するにしても、
必要なことは「いかにミスをしない算数力を身につけておくか」ということにつきます。
次の4点をしっかりとこなして「入試本番にミスをしない算数力」を身につけましょう。
- 工夫した計算法を身につけて計算力を徹底的に強化しよう
どの中学を受験するにしても必ず問われるのが「計算力」。
難しい計算問題が出題されるだけでなく、図形問題・グラフ問題・文章問題の中でも
正確な計算能力は問われてきます。
もちろん、計算問題を数多くこなすことも大切ですが、
例えば下記のような方法を使って 「計算の工夫をする」ことで計算力をレベルアップさせることもできます。
- 分配法則を使って計算を簡略にする(特に円周率3.14の計算)
- 10、50、100になる計算を見つけて計算を簡単にする
- 円周率3.14×1桁は計算結果を暗記する
また、例年複数の中学で出題されるのが「計算結果が受験年度の西暦」となる計算問題。
そういったことも頭の片隅においておくのもいいかもしれませんね。
途中式や図を書いて問題を解くことで思考の途中過程が把握でき、
問題の解き直しややり直しをする際に「どこで間違えたのか」が 分かりやすく非常に有効になります。
それだけではなく、特に文章問題などの場合は、
文章を読むだけではわかりづらいことを 問われている通りに図示することで、
一瞬で内容を理解できることもあります。
解答を導いたらすぐに途中式や図を消したがるお子さんも多いのですが、
それではなかなかレベルアップしません。
一度書いた途中式や図は消さないクセを身につけましょう。
算数に限らずどの教科にも共通しているのは「間違えたら必ずやり直す」こと。
テストや模試のときだけでなく、日頃の問題演習であっても必ずやり直しをするように 心がけましょう。
そうしないといつまでたっても同じような問題でつまずくことになり、 レベルアップが見込めません。
特に応用問題や入試の過去問を解くようになると、
自分で考える前からギブアップしてすぐに先生や保護者の方に質問をするお子さんがいます。
もちろん、質問をすることは悪いことではないのですが、まずは自分で考えることが大切です。
当たり前のことですが、入試本番は誰も助けてくれません。
どんなに難しい問題でもまずは自分で考えることで、現場対応力を身につけることにもつながります。