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2008年春、中学受験した小学6年生はおよそ61,000人にものぼりました(日能研調べ)。前年よりも中学受験率は5%上昇し、実に5人に1人が中学受験をした計算になります。特に、東京都内の小学生の受験率は高く、今年度初めて30%を超えました。実は、この中学受験率は2000年度から9年連続で上昇しているのです。 公立中学の学力低下問題や地域の評判などが理由に挙げられていますが、各地に誕生している「公立中高一貫校」の出現が受験率上昇に拍車をかけています。2008年度はついに10,000人が公立中高一貫校を受験したと言われています。また、ここ2・3年で東京都内だけではなく、埼玉県や千葉県などの中学受験率も上昇傾向にあります。2008年度の両県の受験率は、埼玉県16%、千葉県17%。 中高一貫校の教育効果や大学の合格実績など私立中学のよさが広く浸透しつつあるという傾向はもちろんうかがえますが、この両県の受験率を上げているのはやはり「公立中高一貫校の存在」にほかなりません。たとえば、千葉県立千葉中学校の倍率は27倍、さいたま市浦和中学校の倍率は25倍など、これまで中学受験を考えていなかった層も取り込んで軒並み高倍率になっています。来年度も引き続き中学受験の受験率は上昇傾向が続くものと思われます。「受験率が上昇」=「倍率」も上昇ということになりますので、今まで以上の受験対策が必要になります。
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